回答テンプレート
セキュリティチェックシート:SaaS(B2B)向け“最小で通す”ログ回答セット
最終更新: 2026-02-06
### このページの目的
リソースの少ないB2B SaaS企業が、エンタープライズ顧客の無茶な要求を「最小コスト」でかわすための詰め合わせです。
### 得られるもの
- 「最低限これだけやっていれば契約できる」ライン
- コスパ重視のツール選定
- 「これからやります」の言い換え
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### 最低限クリアすべき3点セット
#### 1. 監査ログ(必須)
```text
管理者およびユーザーの重要操作(ログイン、データ変更)は全てログとして記録し、1年間保持しています。
```
※これがNoだと契約できません。テキストファイルでもいいので残しましょう。
#### 2. バックアップ(必須)
```text
日次で取得し、過去7世代分を保持しています。物理的に離れたリージョンへ転送しています。
```
※AWS RDS標準機能そのままでOKです。
#### 3. 委託先管理(必須)
```text
AWS/GCP等の国際基準(ISO27001/SOC2)を満たすベンダーのみを利用しています。
```
※「自社でデータセンターを持っています」と言うより安全です。
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### よくある追加質問への「逃げ」回答
- **Q. WAFを入れていますか?**
- A. 「AWS Shield Standard(DDoS対策)が標準適用されています。アプリ層WAFについてはリスク評価に基づき将来的な導入を検討中です。」
- **Q. 侵入テストをしていますか?**
- A. 「年1回の脆弱性診断(自動スキャン)を実施し、Criticalな脆弱性は即時修正しています。」(手動ペネトレーションテストまでは約束しない)
この記事について
想定読者
BtoB SaaSの開発・運用担当者、情報システム部門
記事の目的
監査人や取引先への回答作成時間を短縮し、抜け漏れのない回答を作成する
根拠・参照情報
- •IPA 安全なウェブサイトの作り方
最終更新日
2026-02-06
免責事項: 本記事は監査対応における判断支援を目的としており、法的・監査上の最終判断を保証するものではありません。 最終的な意思決定は、必ず関連規格(PCI DSS, SOC2等)の公式文書や、貴社の法務・監査部門の判断を参照してください。