回答テンプレート
セキュリティチェックシート:個人情報(PII)のログマスキング方針テンプレ
最終更新: 2026-02-06
### このページの目的
個人情報(PII)がログに残ること自体がリスク(漏洩リスク)であるという認識を示し、適切に加工処理していることを証明します。
### 得られるもの
- 「マスキングしています」の具体的な説明
- どこまで隠せばいいかの基準
- 開発者への周知方法
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### 回答テンプレート
#### パターンA:アプリケーション側で制御(標準)
```text
アプリケーションコード規約において、個人情報(氏名、電話番号、カード情報、パスワード等)をログに出力することを禁止しています。
必要な場合は、UUID等の識別子のみを記録するか、一部を伏せ字(マスキグ:090-****-1234)にする処理を通過させてから出力しています。
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#### パターンB:インフラ/ミドルウェア側で制御
```text
ログ収集エージェント(Fluentd等)の設定により、特定のパターン(クレジットカード番号形式、メールアドレス形式)にマッチする文字列を自動的に置換・除外してからストレージへ転送しています。
これにより、人的ミスによるログへの混入を防いでいます。
```
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### 添付・証跡として用意すべきもの
1. **コーディング規約**: 「ログ出力ガイドライン」のページ。
2. **実際のログ**: マスキングされている行のサンプル。
### やってはいけないNG回答
- ❌ 「入らないように気をつけています」(仕組みがない)
- ❌ 「暗号化しているから大丈夫です」(復号キーとセットで盗まれたら終わる)
### 最小構成 vs 推奨構成
| 項目 | Minimum(最低ライン) | Recommended(推奨ライン) |
|---|---|---|
| **手法** | 開発者の注意とコードレビュー | ライブラリ/フィルタによる自動マスキング |
| **対象** | パスワード、クレカ | + メール、氏名、住所、電話番号 |
この記事について
想定読者
BtoB SaaSの開発・運用担当者、情報システム部門
記事の目的
監査人や取引先への回答作成時間を短縮し、抜け漏れのない回答を作成する
根拠・参照情報
- •IPA 安全なウェブサイトの作り方
最終更新日
2026-02-06
免責事項: 本記事は監査対応における判断支援を目的としており、法的・監査上の最終判断を保証するものではありません。 最終的な意思決定は、必ず関連規格(PCI DSS, SOC2等)の公式文書や、貴社の法務・監査部門の判断を参照してください。