回答テンプレート
セキュリティチェックシート:アラート/検知の仕組みをどう答える?
最終更新: 2026-02-06
### このページの目的
リアルタイム検知(Detection)に関する質問に対し、過剰な約束をせずに「最低限のリスクは拾える」ことをアピールします。
### 得られるもの
- 基本的なアラート設定例(ログイン失敗等)
- クラウド標準機能を使った検知の説明
- 通知フロー
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### 回答テンプレート
#### パターンA:重要イベント重点監視(標準)
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以下の重要セキュリティイベントについては、発生と同時にシステム管理者およびセキュリティ担当者へチャット/メールで自動通知されます。
- 管理画面へのログイン失敗(連続5回以上)
- 管理者権限(ロール)の変更
- Security Group(ファイアウォール)のルール変更
- 未知のIPアドレスからの管理者ログイン
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#### パターンB:GuardDutyなどクラウド機能活用
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AWS GuardDuty(脅威検知サービス)を有効化しており、不審な通信やコインマイニング、APIの異常利用を24時間365日体制で自動監視しています。
検知イベントは即座にチケット管理システムへ起票され、SLAに基づき対応を開始します。
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### 添付・証跡として用意すべきもの
1. **アラート設定画面**: CloudWatch Alarms等の設定リスト。
2. **通知の実例**: Slackやメールに飛んできたアラートのスクショ。
### やってはいけないNG回答
- ❌ 「常に監視カメラで見ています」(有人監視は嘘とバレる)
- ❌ 「AIが検知します」(具体的ロジックがないと怪しい)
### 最小構成 vs 推奨構成
| 項目 | Minimum(最低ライン) | Recommended(推奨ライン) |
|---|---|---|
| **検知対象** | 死活監視、リソース不足 | + セキュリティイベント、異常行動 |
| **通知先** | 担当者メール | チャットツール連携または電話発報 |
この記事について
想定読者
BtoB SaaSの開発・運用担当者、情報システム部門
記事の目的
監査人や取引先への回答作成時間を短縮し、抜け漏れのない回答を作成する
根拠・参照情報
- •IPA 安全なウェブサイトの作り方
最終更新日
2026-02-06
免責事項: 本記事は監査対応における判断支援を目的としており、法的・監査上の最終判断を保証するものではありません。 最終的な意思決定は、必ず関連規格(PCI DSS, SOC2等)の公式文書や、貴社の法務・監査部門の判断を参照してください。